年末になるとスーパーなどでも正月飾りを見かけることが多くなります。
金額も安いものから高いものまで様々ですね。
今回だけで処分するのはもったいない。
この正月飾りは使い終わって来年も使えるのでしょうか?
近年の傾向も交えてご紹介します。
正月飾り(しめ飾り)は使い回してもいいの?
本来、正月飾りは使い回さず「どんど焼き」で燃やします。
「どんど焼き」とは、1月15日前後に各地で行われる、正月飾りなどを一箇所に集めて燃やす行事のことを言います。
ただ近年では、燃やすことでの環境汚染が取りざたされ、神社では持ち込みを制限するところもあります。
家庭ごみとして捨てることに抵抗がある場合もありますね。
自宅で処分したい時は、こちらの記事をどうぞ。
ともあれ、時代や環境と共に風習も変化していくので、正月飾り(しめ飾り)をクリスマスリースのような「飾り」として扱う感覚なら、来年も使っていいのではないでしょうか。
正月飾り(しめ飾り)を保管するときは
しめ飾りには「わら」が使われています。
湿気の多いところでは、カビが発生することがあります。
風通しの良いところで保管するか、ビニール袋に入れる場合は乾燥剤も入れてくださいね。
防虫剤も一緒に入れておくと安心です。
正月飾りはいつからいつまで飾るの?
いつから?
正月飾りは12月28日までか、30日に飾ります。
29日は「二重苦」を連想させるので嫌います。
31日は「一夜飾り」と言われるので避けます。
私は年末ならいつでもいいと思い飾っていたら、親に29日と31日はダメだよ。と言われた事を思い出します。
忙しくて31日になってしまった時もありましたが、飾らないよりはいいだろうと思い飾ってましたね^^;
いつまで?
15日の「松の内」まで飾りますので、正月飾りを取り外すのは15日になります。
ですが、最近は「松の内」を7日までとし、7日に外す場合が多いようです。
私の住む地域でも、以前は15日まで飾っている家庭が多く見られましたが、最近では7日頃に外す家庭がほとんどです。
ここ数年、元旦からスーパー等も営業していることから「お正月」という感覚も薄れてきているように感じます。
このようなことも、正月飾りを早く外すようになった一因かもしれませんね。
まとめ
日本の古くからの風習を守って行事を行うことは大切だと思います。
ただ、生活習慣などは年々変化していきます。
自分の生活に合った方法で、取り入れていけるといいですね。