夏場になると気になってくるフローリングのベタベタ。本当に不快ですよね。
どうしてあんなにベタつくの?どうすればサラサラになるの?そんな疑問にお答えします!
フローリングがベタベタになる原因は?
皮脂汚れ
夏場は特に、室内を素足で過ごしている方も多いのではないでしょうか?
毎日お風呂に入っていても、足の裏は思ったより汚れているもの。
サンダルで出かけたままの素足で室内を歩くと、その汚れがフローリングに付着します。
また、靴下を履いている人も、その靴下の汚れがフローリングに移ってしまいます。
油汚れ
フローリングのベタベタが最も気になるキッチン周り。
これは調理中にはねた油がフローリングに付着するためです。
またその油汚れに食材のカスや空中の埃が吸着し、さらなるベタつきにつながります。
近年ミニマムな暮らしが注目を集めていますが、キッチンマットは断捨離しない方がいいかもしれませんね。
ワックスのはがれや劣化
フローリングにほどこされているワックス。
ワックスは時間とともに劣化するものです。
また、スリッパや靴下で歩いてこすれることで少しずつはがれていきます。
そういったワックスのはがれや劣化を放置するとフローリングに汚れがつきやすくなり、ベタベタになりやすくなってしまいます。
フローリングをキレイに保つ拭き掃除の頻度は?
掃除の頻度
毎日すればいいのは分かっているけれど…なかなか家中のフローリングを毎日雑巾がけするのは大変ですよね。
それでもぜひ、キッチン周りだけは毎日キレイにしませんか?
先程説明した通り、最もフローリングが汚れるのはキッチンの、特にコンロ周りです。
ここをキレイに保てば油汚れを塗り広げる心配もなく、フローリング全体をキレイに保つことができるでしょう。
キッチン以外のフローリングは、週1〜2回程度掃除できたらいいですね。
ワックスがけの頻度
フローリングの輝きがなくなってきたと思ったら、早めにワックスがけをしてください。頻度は年に2~3回、およそ4ヶ月〜半年に一度です。
こまめなワックスがけでフローリングを傷汚れから守りましょう。
ただ最近はワックスフリーというワックスがけが必要ない床材も出てきていますので注意してください。
見落としがちなスリッパ掃除
家の中をスリッパで移動される方は、家の中に何足のスリッパがありますか?
家中を一足のスリッパで移動される方は特に注意が必要です。
キッチン周りでスリッパの裏に付いた油汚れをリビングや廊下へと塗り広げてしまうからです。
また、せっかく家中のフローリングを掃除してワックスがけしても、汚れたスリッパでその上を歩けばすぐに元通り…ということにもなりかねません。
靴下は毎日洗濯しますが、スリッパはなかなかそうはいきませんよね。
フローリングの掃除をするときには、ぜひスリッパもキレイにしてください。
フローリングの掃除の手順は?
水拭き
掃除の基本、雑巾での水拭きはフローリングにとても有効です。
できれば朝一番にするのが良いでしょう。
日中窓を開けたり動き回ったりするとホコリが舞い上がってしまいますが、朝一番に掃除をすると夜の間に床に積もったホコリを一掃できます。
また、食べこぼしや油汚れは気付いた時にサッと掃除しておくだけで後がずいぶん楽になります。
雑巾を出すのが面倒なときは、ティッシュやウエットシートを使用すればよいでしょう。
既成の洗剤を使用する
薬局やホームセンターへ行けば、何種類ものフローリング用洗剤が並んでいます。
二度拭き不要なものや除菌もできるもの、スプレータイプやウエットシートタイプのものなど、好みに合った洗剤を使用しましょう。
また、アルコール除菌スプレーや食器用洗剤を活用すれば新たに洗剤を買い足す必要がなくなりますが、ワックスとの相性によってフローリングが白濁する可能性があります。
そうなるとワックス自体を塗り直さなければならなくなるので、目立たない場所で試した方がよいでしょう。
家にある意外なもので
ほとんどの家庭にある調味料の“酢”が、フローリングのベタベタに有効です。
1Lの水に大さじ2の酢を混ぜ酢水を作り、それに浸した雑巾を硬く絞って雑巾がけします。
仕上げに別の雑巾で乾拭きすれば、フローリングがサッパリするでしょう。
酢の匂いが鼻につくかもしれませんが、すぐに消えてなくなります。
ワックスがけの方法
年に2〜3回のワックスがけはよく晴れた日に行いましょう。
掃除機や雑巾がけで徹底的に床をキレイにしたら、新しい雑巾を使いワックスを板目に沿って薄く、ムラなく塗りましょう。
ワックスがけが簡単になる専用ワイパーも販売されています。
ワックスがけをした後は、ワックスが完全に乾き切るまで待ってくださいね。
さいごに
夏場、特に気になるフローリングのベタベタ。
原因や対策は見つかりましたか?こまめな掃除と定期的なワックスがけで、フローリングをキレイに保ちましょう!