ポリ袋調理って意識をせずに、時々しています。
唐揚げの下味をつける時に揉み込むとか、きゅうりの叩きとか、考えてみるとなんだかんだで利用しています。
楽だし、均等に味がつくし、洗い物が減るので気がつくと色々な用途に使っていました。
今回は、忙しい毎日に活躍してくれるポリ袋について調べたことをご紹介します。
ポリ袋の種類は?
考えたことがありませんでしたが、ポリ袋にも種類があって、食品用ポリ袋があります。
高密度ポリエチレン袋が食品調理に適した素材です。
厚さも0.01ミリ以上です。
100均にある「キッチンパック」。120枚入り108円。
なかなかリーズナブルでは?
食品調理に使う袋は
・「高密度ポリエチレン」と記載あるもの
・ 日本製
・ 食品用
が良いですよ。
有害物質が含まれるものは、食品用にできません。
日本の厚生労働省が定めた物質で作った袋には、有害物質が含まれていませんよね。
だから、日本製で食品用と認められているものなら安心なんですよ!
ポリ袋とビニール袋の違いは?
私の中であまり区別がなく、全般にビニール袋と呼んでしまっていますが、区別はあります。
・ビニール袋
塩化ビニール樹脂フィルムを指す。
今はあまり使われない。
・ポリ袋
ポリエチレン製の加工袋のこと。
ツルツル〜シャキッとした手触りまで色々ある。
用途は次の様になっています。
・ビニール袋
水泳バッグ・テーブルクロス
子供が小さい間、リビングテーブルに透明なクロスをつけてました。
ああいうのが「ビニール」なんですね。
・ポリ袋
レジ袋・ダイレクトメール用袋・食品用袋など
レジ袋なんかはビニール袋って言ってました^^;
対比すると、全然別のものとわかりますね。
でも、まだビニール袋の総称の方が定着していますよね。なぜでしょうか。
ビニール袋がポリ袋より歴史が長い、これに尽きるんです。
長く呼び慣れたものを変えるのは難しいですからね。
更に言うならば近年、ビニール袋というものはほとんど使われません。
ポリ袋は燃えた時に有毒ガスが発生しません。
ビニール袋は塩化ビニール樹脂で出来ていますから、有毒ガスが発生します。
環境問題に過敏になってきた世の中の流れに沿って、袋1枚もより安全なものが主流になっているんですね。
ポリ袋調理は危険なの?
これは気になるところ。
時短家事ができて、健康が損なわれたら意味ありませんよね。
ポリ袋の種類でも書きましたが、高密度であることはとても重要なんです。
低密度の袋は高温に耐えられないんです。
だから、高密度であることが調理をするには絶対条件です。
耐熱温度、つまり調理で熱湯を使ったりした時に耐えられない様では調理になりませんよね。
だから間違って低密度のポリ袋を使うと、袋がふにゃふにゃに変形し、食品に付着するという様な事になります。
安全な成分で作られていると言っても、ポリ袋を口にしたい人はいませんよね。
ポリ袋が高密度か低密度かが重要だということですね。
ジッパー付きポリ袋の危険性とメリット
食品を小分けにして保存できる、よく使うジッパー付きポリ袋。
私もとても重宝してます。
ジッパー付きポリ袋は上記したポリ袋と違い厚みがあり、なかなか破れないです。
だから、何回も使い回せる!と考えてしまいますよね。
例えば下味をつけたお肉の冷凍保存なんかに使いますよね。
時短料理の出来上がり。本当に役立ちます。
TVの検証番組でやってましたが、この袋を調べたら食中毒になる菌が検出されてました。
水で洗い流して綺麗にして、再利用したい気持ちはわかりますが、菌はそれくらいでは落ちません。
ですから、食品が直に触れてしまう場合は1回使ったら捨てましょう。
食中毒や感染症の元になります。
では、ポリ袋調理のメリットといえば?
真空状態なら栄養素が逃げません。その点でポリ袋調理は有効です。
真空状態は出来るだけ空気を抜くだけです。
空気があると熱が伝わらないから、ポリ袋の中の空気を抜くと、低温で中まで熱が伝わります。
低温加熱って、ジューシーで、タンパク質が固まりにくく、ヘルシーで美味しいんです!
ポリ袋真空時に気をつけてもらいたい事ですが、稀に食材の水分が水蒸気になって膨張、破裂してしまうことがあります。
私は今まで一度も経験ありませんが、一応気をつけてくださいね。
うまく真空状態を作るには色んな方法ありますが、真空にしたら袋をしばって袋の上の方で結ぶことを意識してみてください。
まとめ
洗い物をなくしてくれ、時短してくれる主婦に嬉しいアイテム、ポリ袋。
冷蔵保存、特に冷凍保存はかなり私も利用していますから、便利さはよくわかっています。
ただし!
メリットは沢山ありますが、使い方には十分注意しないといけません。
再利用のリスクや、ポリ袋の成分など、ある程度知識を持って使わないと体調を崩してしまいかねない事態になります。
食品は直接私たちの口に入るものですから、くれぐれも使い方を間違えずに安全に時短料理グッズとして使いましょう。