寒くなると気になる衣服の静電気。
服を脱ぐたびにバチバチと音がしたり、スカートが足にまとわりついたり、本当に嫌ですよね。
衣服用の静電気防止スプレーは販売されていますが、どんな成分が含まれているの?
自分で手作りすることはできないの?
と疑問に思われることもありますよね。
今回は静電気防止スプレーの成分と、手作りの方法についてご紹介します。
静電気防止スプレーの成分は?
静電気防止スプレーには多くの成分が含まれていますが、その中で静電気を防止する効果を発揮する主な成分は「界面活性剤」です。
界面活性剤はごしごしと洗ったときに泡立つ理由になる成分ですが、この界面活性剤は水分と混ぜ合わせることで静電気を吸収してくれる効果があるんです。
界面活性剤は、“水となじみやすい部分” と “油となじみやすい部分” に分かれています。
この中の “油となじみやすい部分” が潤滑油の働きをして、衣服がこすれるときの摩擦を減らしてくれるんですよ。
家には界面活性剤が含まれた洗剤や液体がたくさんありますので、静電気防止スプレーは簡単に手作りすることができますね。
静電気防止スプレーを手作りする
材料
- スプレーボトル
- 界面活性剤が入っている液体5滴
- 水100ml
・スプレーボトル
百円ショップに売っているもので大丈夫です。スプレー部分だけを購入して、きれいに洗ったペットボトルに取り付けてもいいですね。
・界面活性剤が入っている液体5滴
界面活性剤はリンスやトリートメント、柔軟剤などに入っています。容器の裏面の成分表を見ると「界面活性剤」と表示されていますよ。食器洗剤や洗濯洗剤にも入っていますが、混ぜるときに泡立ってしまうので、避けた方がいいでしょう。
・水100ml
水道水で大丈夫です。
作り方
スプレーボトルの容器に水100mlと界面活性剤が入っている液体を5滴入れ、よく振り混ぜます。
あまりたくさん入れすぎるとシミの原因になったりにおいが気になったりしますから、気を付けて下さい。
これだけで完成なので、とっても簡単ですね!
アレンジ方法
界面活性剤は衣服や肌についても問題ありませんが、気になる場合は「グリセリン」で代用しましょう。
グリセリンはアルコールの一種なので、衣料品や食品にも使われることがあるので安心です。
グリセリンを使った静電気防止スプレーは、衣服だけでなく髪や肌にも使うことができますよ。
また、手作りの静電気防止スプレーに、お気に入りのアロマオイルを混ぜることができます。
先ほどご紹介したスプレー液に2~3滴のアロマオイルを加えましょう。
アロマオイルを混ぜる場合は、ラベンダー、ペパーミント、ローズウッドなどの無色のオイルを選ぶといいですよ。
柑橘系やフローラル系で色の付いたアロマオイルは、衣服のシミになることがあるので注意しましょう。
衣類が静電気がまとわりつく原因は洋服の組み合わせだったんです!
静電気を抑える対処法をご紹介しているのでよければご覧ください^^↓↓↓
使い方と保存期間
手作りの静電気防止スプレーを使用する場合は、必ず衣服から離してスプレーしてください。
あまり近くからスプレーすると、界面活性剤の成分が残ってシミになってしまう可能性があります。
心配な場合は衣服の裏側など、目立たない場所で試してみてくださいね。
手作りの静電気防止スプレーは保存料を使用していないため、1週間程度で使い切りましょう。
こまめに作り直し、新鮮な静電気防止スプレーを使用してくださいね。
100mlが多すぎると感じる場合は、水と界面活性剤が入った液体をそれぞれ半量ずつにして作ってください。
衣類に静電気が起きる時って髪の毛も静電気で広がりますよね(>_<)
そんな時、私がやって効果があった方法をまとめていますので、よろしければご覧くださいね↓↓↓
まとめ
以上、静電気防止スプレーの成分と、手作りする方法についてご紹介しました。
静電気防止スプレーというと特別な成分が含まれているような気がしますが、家にあるもので簡単に手作りできるんですね。
家で手作りすれば好みのにおいにできますし、コストも抑えられますよ。
ぜひ、自分に合った静電気防止スプレーで快適な冬を過ごしてくださいね。