小学4年の子供の定期歯科検診に行ったところ、「乳歯のすぐ下まで永久歯が生えてきているけどスペースがなくて出て来れないようだ。」と歯医者さんの先生に言われました。
以前から顎が小さいので、よく噛むようにと言われていました。
次の定期健診までに、「乳歯を抜歯するのでスペースを作るように頑張ろうね。」と先生と約束して帰ってきました。
さて、3ヶ月後までに生えてくるスペースは確保できるでしょうか。
これから我が家で取り入れようと思っているものをまとめましたのでご覧下さい。
歯科医のお話

先生は、しっかり噛むことが出来るようになれば数週間で効果が出る場合がある。とおっしゃっていました。
脱脂綿を噛ませて子供にしっかり噛む感覚を教えてくださいました。
思い返せば子供の好きなものといえば柔らかいものばかり、何度も噛んで食べるようなメニューではありませんでした。
以前から顎の発達には良くないな・・・と、思っていながら食べることを優先させてきてしまったように思います。
今までの食生活を改めて、噛みごたえのある食事を取り入れながら、他のことも考えてみました。
よく噛んで食べるようになる食事

噛みごたえのある食材を使う
いつものメニューに根菜類をプラスするだけで噛む回数が増えます。
取り入れやすいのは、大根・人参・かぶ・れんこん・ごぼう・たけのこです。
子供の好きなものから少しずつ取り入れるといいですね。
根菜類に限らず、野菜全般は噛む回数が増える食材なので、いつもより1種類でも多くメニューに加えることで噛む回数を増やせます。
パン食のときには、食パンよりもバゲット(フランスパン)を選ぶのも◎です。
食材を大きめに切る
柔らかさは同じでも、いつもより食材を大きめにするだけで噛む回数を増やせます。
慣れてきたら少しずつ硬めにしていくとより効果的です。
お肉なら、ひき肉より薄切り肉にかえて調理すると噛みごたえがアップします。
水やお茶は食後に飲む
子供を見ていて感じたことがあります。食事中、水飲み過ぎじゃない?と。
コップに2~3杯飲むんですよね。
よく噛まずに水で流し込んでいる感じです。
食事中は水は用意せず、味噌汁やスープで食事を済ませるようにします。
味噌汁やスープには具材が入っているので噛む回数もアップしますね。
噛みごたえのあるおやつ
我が家の子供の好きなお菓子はチョコレート類です。
いくつか噛みごたえのあるものを、おやつに取り入れようと思います。
・ガム
虫歯になりにくいキシリトール入りのガムがいいですね。
ただし、キシリトールは大量にとるとお腹がゆるくなることがあるので注意が必要です。
・グミ
ハードタイプのグミだと噛みごたえアップしますね。
食べてみましたが、なかなかの噛みごたえでした。
・ナッツ類
我が家の子供が好んで食べるのは、アーモンドとかぼちゃの種です。
色々種類がありますので好きなものを選ぶといいですね。
・珍味
するめ・さきいか・鮭とば・干し貝柱等いくつか試してみて、子供が好きなのは鮭とばとさきいかでした。
食べ過ぎないように食べる量を決めてあげるといいですよ。
・ドライフルーツや乾燥野菜
バナナチップス・ドライマンゴー・干し芋などは自然な甘味で噛めば噛むほど味が出てきます。
・お煎餅など
お煎餅やおかきはよく噛まないと飲み込めないので、固さのあるお煎餅等は効果がありますね。
まとめ
よく噛むことは顎の発達だけではなく、肥満の予防や虫歯予防にもつながると言われています。
出来れば小さいうちからよく噛むことを習慣づけてあげたいですね。
我が家の子供は小学4年生なので、歯医者さんの先生が話してくれた噛むことの大事さは理解できていると思います。
なので、これから食事やおやつをよく噛むように工夫して過ごすことを話し合えましたが、小さいお子さんだとそうはいきませんよね。
突然、食事を変えるとご飯自体を食べなくなるという事態になりかねませんので、少しずつお子さんの好みにあったものから始めてみてはいかがでしょうか。