赤ちゃんて個人差はありますが、毛深くないですか?
それに最初は驚くことがありました。
赤ちゃん肌なんてCMがあるくらいだから、つるりともち肌をイメージをしていたら、え??となってしまう毛深さにビックリ!
女の子だと余計に心配になってしまいますね。
この、新生児の毛深さって、ずっと変わらないのでしょうか?
赤ちゃんの産毛が濃い理由
毛深い!と心配している毛は「胎毛」です。
胎毛はそのうち抜け落ちるから心配いりません。
毛は赤ちゃんを守ってくれるお守りです。
赤ちゃんが生まれてきた時に、白い脂が肌についてませんでしたか?
これを胎脂と言いますが、詳しく言うとこの胎脂を体毛が守っているのです。
胎脂が赤ちゃんの肌を守るので、それらが簡単に取れないように毛深くなるという仕組みなんです。
毛深くない赤ちゃんもいますし、そこは個人差ですから、みんな同じではありませんが、いつか抜けてしまいますから大丈夫なんですよ。
産毛は赤ちゃんがママの体内にいる時に、羊水のあらゆることから身を守るためにあったもので、赤ちゃんのためのものと考えましょう^^
赤ちゃんの産毛が抜ける時期
産毛が抜ける時期も、濃さが違うようにそれぞれ。
早ければ生後3カ月で抜けますし、遅くて3~4歳まで毛深い、なんてこともあります。
一般的には3〜4か月と言われています。
何度も言いますが、個人差があります。
我が家の娘は特に背中(肩あたり)にふさふさの産毛がありました。
気にならなくなったのは1歳を過ぎた頃でした。
現在、小学生になって以前のような産毛は無くなりました。
産毛って、少しの摩擦、例えば服の脱ぎ着などでも抜けるんですよ。
でも、また生えます。
身体を守るに必要な間ははえてきます。
産毛の濃い赤ちゃんは将来的にも体毛が濃くなる?
不用になればなくなる産毛。
ですから、将来の体毛の濃さとは関係ありません。
産毛の濃さが毛深さに関係するデータはありません。
特に女の子の親御さんは心配かと思いますが、女の子には女性ホルモンが分泌されます。
こちらがスムーズな場合、毛深くなることは考えにくいです。
ただ、「じゃあ大丈夫ね!」と、安心するのは少し待ってください。
パパ、ママ、親族で、毛深い人がいる場合、毛深さの遺伝があります。
産毛が抜けてもあらゆる毛が濃い場合は、遺伝だと思います。
女の子なのに。。。と、悲観してしまうかもしれませんが、本人が気にするようになったら相談に乗ってあげてくださいね。
産毛を処理!?いいの?
カミソリで剃ることは、肌を傷つけてしまうのでしないでください。
意外にもろい産毛。
寝返りや服の脱ぎ着でも抜けてしまいます。
入浴時、ガーゼハンカチなどで優しくこすったら、少しは抜けてしまうでしょう。
ただ、刺激を与えすぎると赤くなったりかぶれます。
いつか抜ける毛だから、できるなら自然にぬけることを待つ方がいいですね。
髪の毛は産毛ではないのか?
産毛が抜け出すと、髪の毛も抜けてきます。
今度は薄くなる心配に変わりますね。
新生児生理的脱毛という現象があり、産毛が抜ける時期に髪の毛も一緒に抜けていくことがよくあります。
でも、大丈夫です。
新生児生理的脱毛が終わると、またしっかりした髪の毛が生えてきます。
遺伝ではない限り、赤ちゃんが毛深い、薄毛といった心配はいらないのです。
気をつけてあげたい抜け毛
産毛の毛深さの理由や、いずれどうなるか分かると安心ですよね。
時期が来て抜けることは成長ですが、時々そうではない理由から抜け毛が発生します。
・脂漏性湿疹
肌トラブルから抜け毛が激しくなります。
・乳児期後頭部脱毛
仰向けにばかり寝ていると後頭部が薄くなります。
いずれも成長段階で解消され、大きな心配はいりませんが、そんなことがあると知っておいた方がいいことですので、覚えておきましょう。
赤ちゃんの産毛を思い出に
赤ちゃんの髪の毛で筆を作るというのは、聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
胎毛筆といって、赤ちゃんの健やかに成長しますようにと願いをこめて作られるものです。
この文化がアジア圏の国にあり、それを拝借して日本でも筆を作る人が増えたようです。
薄毛っ子にはストラップなんかもあります。
また、オブジェにしたりフォトフレームに入れて飾るといった形で、いつまでも大切にする人人もいますね。
私の友人夫婦は三人兄弟の胎毛筆をつくり、額に入れて飾ってありました。
なんと、ヘアジュエリーといって、産毛をペンダントなんかに加工し、普段から身につけるパパママもいるんですって!
個人的に自分たちで工夫して残す人もいます。
十人十色、さまざまです。
産毛からたくさんの記念品や、インテリアが生み出されているご時世なんですよ。
まとめ
出産を終え、ホッとしたところで赤ちゃんの産毛が濃いと気づき、心配になったことでしょう。
赤ちゃんの産毛の濃い薄いは自然なことであり、自然に解消されます。
例外的に遺伝だったり、一部肌トラブルの場合もありますが、心配いりません。
何かと心配な赤ちゃん。
分かると、「なんだ、そうなんだ!」という話がたくさんあります。
心配する前に、先輩ママなどに相談できるといいですね^^