考え事をしていると、お米を何合研いだか忘れてしまうことってありますよね(^^;
そんな時は、水加減がわからず困ってしまいます。
でも心配いりませんよ^^
調理の仕事をしている私が、お米が何合か分からなくなってしまった時に確かめる方法や、正しい水の量を入れる方法を伝授いたします!
お米を何合か忘れた時の水の量
洗ったお米が何合か分からなくても、水加減が合っていれば美味しいご飯を炊くことができます。
1.手のひらで量る
研いだお米に目分量で水を入れ、お米を平らにならします。
手のひらをお米にそっと触れるように置いて、手の甲の真ん中まで水が来るように調節します。
この方法は古くからあるものですが、炊ける量が少ない小さい炊飯器を使っている方は手のひらを入れることができないこともありますね。
そんな時は次の方法で水を量ってください。
2.中指で量る
研いだのお米に目分量で水を入れ、お米を平らにならします。
お米の表面に中指の先が触れるように入れます。
第一関節のところまで水が来るように調節しましょう。
こちらの方法でしたら、炊飯器が小さくても水の量を測ることができますね^^
ただこの2つの方法は、個人差があってやり方次第では水加減が変わってきてしまいます。
そこで、次に自分が研いだお米が何合か正しく知って、おいしいご飯を炊く方法をご紹介します。
この方法は1合2合と、きっちりとした号数でなくても出来る方法なので、覚えておくと助かりますよ!
洗ってすぐのお米の場合
研いでいる途中、もしくは研ぎ終わってすぐ何合か分からないと気付いたときの対処法です。
研いですぐの米 : 水
1 : 1.2
洗い終わったらすぐにお米をザルに上げます。
5分くらい水切りしたら、お米を容器に移します。
メモリのついたものが分かりやすいですが、なければタッパーでもマグカップ数個に分かれても大丈夫です。
例えば、タッパーに半分までお米があったとします。
0.5×1.2=0.6
水はタッパーの6分目まで入れて鍋へ移します。
この方法だと、1合2合とぴったり量っていない米でも、水加減を調節することが可能です。
あとは、1時間くらい浸水させて炊き上げるだけです。
洗ってから1時間ほど吸水させたお米の場合
ボウルで米を研いで浸水させて、翌日お米を炊こうと思ったら「あれ?何合だっけ?」という時に試してほしい方法です。
お米が十分に水を吸ったら、一旦ザルに上げて水切りします。
5分位たって水切り出来たら重さを量ります。
約200g=1合になります。
なので、400gあったら2合、600gで3合となります。
お米によって給水量が異なりますので、多少の誤差は気にしなくて大丈夫ですよ。
390~410g位なら2合研いでいた。ということになります。
2合と分かれば、いつも通り炊飯器に研いだ米を入れて、2合の線まで水を入れて炊けばOKです!
重さを量るときは、キッチンスケールの風袋引き機能を使うと便利ですよ。
お米が何合か分からなくなった時のまとめ
・料理で1カップと言えば200mlですが、炊飯では1カップが180mlとなります。
・精米1カップ(180ml)は150g
・吸水後の米は約200gなので1.3倍になる
・米1合は炊飯後300~350g(2~2.3倍)
毎日のように食べるお米ですが、ついうっかりすると美味しく出来ないこともあります。
何合洗ったか忘れた時は、上記の4つの方法のどれかで解決してくださいね^^