お菓子作りをするときの、グラニュー糖と白砂糖(上白糖)の違いについて調べました!
調べてみると、「こんな違いがあったのか!」と分かってスッキリしました^^
グラニュー糖と白砂糖の違いや、お菓子別に使う砂糖をご紹介しますね!
グラニュー糖と白砂糖【上白糖】の違いは?
グラニュー糖と白砂糖の違いを表にまとめました。
グラニュー糖 | 上 白 糖 | |
原材料 | サトウキビや甜菜 | サトウキビや甜菜 |
見た目 | 粒が大きくサラサラ | きめ細かくしっとり |
味わい | さっぱりした甘み | コクがあり甘みが強い |
仕上がり | 軽い | しっとり |
色づき | 薄い | 濃い |
原材料は同じでも、製法によって違いがありますね。
グラニュー糖の特徴
グラニュー糖は、さっぱりとした甘みが特徴なので、香りを楽しむ紅茶やコーヒーなどの飲み物に適しています。
スティックシュガーにもグラニュー糖が使われていますよね。
素材や風味を生かすお菓子作りにも、このグラニュー糖が向いています。
あまり焼き色をつけたくない時や、軽い仕上がりにしたい時にも使うといいです。
白砂糖の特徴
白砂糖は、しっかりとした甘みとコクが特徴なので料理に向いています。
焼き色や焦げ目をつけたい時も白砂糖を使うと上手くいきます。
吸湿性が高くしっとりと仕上がるので、和菓子作りには白砂糖(上白糖)が向いています。
グラニュー糖と白砂糖【上白糖】の違いを知ってお菓子を作ろう!
作るお菓子によって砂糖を使い分けると、より味わい深いお菓子が出来上がります。
種類別にどの砂糖を使えばいいかを見て行きましょう。
クッキー・ビスケット
クッキーやビスケットはサクッとした食感も美味しさのひとつですね。
上白糖を使うと、ややしっとりしたクッキーになります。
サクッと軽い歯ごたえにするには、グラニュー糖が向いています。
さらに、グラニュー糖を粉状にした「粉糖」に変えると、サクッほろっとした上品な口溶けになりますので、試してみてください^^
スポンジケーキ・シフォンケーキ
スポンジケーキやシフォンケーキは軽くふわっと仕上げたいですね。
こちらもグラニュー糖を使うことをおすすめします。
パウンドケーキ
パウンドケーキは上白糖、グラニュー糖どちらを使っても大丈夫です。
レシピを見ると、上白糖を使うレシピの方が少し多いようでした。
コクと香ばしさをプラスしたいときは、三温糖を使ってみても美味しいですよ。
グラニュー糖も白砂糖もない時に、三温糖を使ってパウンドケーキを焼いたことがあるんですけど、とても美味しく出来ました。
レシピがグラニュー糖使用の時は、三温糖の量を少し減らすと甘すぎなく仕上がりますよ^^
ガトーショコラ・ブラウニー
ガトーショコラやブラウニーなど、チョコレートを使うお菓子はチョコの風味を損なわないように、グラニュー糖を使うといいようです。
チョコレートの持つ甘みと、グラニュー糖のさっぱりした甘みが合うのかもしれませんね。
プリン・ゼリー
プリンは卵の風味を損なわないように、ゼリーは透明感を出したいので、どちらともグラニュー糖をおすすめします。
プリンに合わせるカラメルソースも、グラニュー糖を使ってください。
カステラ・どら焼き
カステラやどら焼きは、しっとりと香ばしく焼き上げたものが美味しいですね。
どちらとも、上白糖を使ってください。
洋菓子はグラニュー糖を使うものが多いのですが、和菓子は上白糖との相性がいいです。
グラニュー糖と白砂糖【上白糖】の代用は出来る?
それぞれの砂糖には特徴の違いがありますが、代用は可能です。
ただし、グラニュー糖より上白糖の方が甘みが強いので、量を減らして調節した方がいいですね。
お菓子作りに上白糖を使う時は、焼き色が濃くなるので火加減や昇温時間に気を付けて焼き上げてください。
アルミホイルなどをかぶせて、焦げないように調節するのも一つの方法です。
日本で砂糖といえば上白糖ですが、欧米ではグラニュー糖がメジャーです。
その為、和菓子には砂糖が、洋菓子にはグラニュー糖が合うようです。
基本、グラニュー糖と白砂糖の代用は出来るので、ご自宅にある砂糖でお菓子作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
グラニュー糖の大さじ小さじは何グラム?
グラニュー糖と上白糖の重量は異なります。
小さじ(5ml) | 大さじ(15ml) | カップ(200ml) | |
グラニュー糖 | 4g | 12g | 180g |
上 白 糖 | 3g | 9g | 110g |
上記の通り、グラニュー糖と白砂糖では重さが違いますね。
1カップだと70gも違いが出ます。
グラニュー糖と白砂糖を換算するときの目安にしてくださいね^^
グラニュー糖と白砂糖【上白糖】の違いを知ってお菓子を作ろう!のまとめ
グラニュー糖と白砂糖(上白糖)は、原材料は同じですが、味わいなどに違いがあることが分かりました。
どちらも代用が可能ですが、作るものによって使い分けると、いつもより味わい深いものが出来ると思いますよ^^