「ビーフシチューに少しだけ掛けたい。」「お菓子やケーキ作りに50mlだけ使いたい。」など、料理レシピで生クリームを少量だけ使うシーンってありますよね。
生クリームは普段からストックされている食材ではないし、買うとなると少量でも200ml入りになります。
価格はメーカーによって若干の差はあるものの、400円前後とお高めです。
そんな時にコーヒーフレッシュが代用品になるかどうかと、ほかに生クリームの代用品になるものはないかを調べましたので、ご紹介していきますね。
意外と代用品はたくさんありましたので、どうぞご覧ください＾＾
生クリームとコーヒーフレッシュの違いは？
まず、生クリームとコーヒーフレッシュの違いを見てみましょう。
生クリームは乳脂肪分が18％以上のものをいいます。
牛乳から脂肪分を抽出して作られているんですね。
実際の商品を例にあげてみると、北海道産生クリームで乳脂肪分が43％とありました。
一方、コーヒーフレッシュは、見た目は生クリームそっくりですが牛乳から作られていません。
植物油と水を混ぜて、着色剤と香料を入れてクリームに似せて作られたものなんです。
これを踏まえて、生クリームの代用品としてコーヒーフレッシュは使えるかどうか見ていきましょう。
生クリームの代用にコーヒーフレッシュは使える？
生クリームの代用になるかというと、料理によって変わります。
ビーフシチューやかぼちゃスープなど、スープに掛ける料理には使える。
味をマイルドにする役割で料理の上に掛ける場合は十分代用になります。
見た目が変わらないので、コーヒーフレッシュがあるだけ、手の込んだ料理に見えますね＾＾
生クリームのようなコクはありませんが、見た目重視でよければコーヒーポーションも代用できると言っていいと思います。
材料に混ぜ込む場合は他のもので代用しよう
オムレツやお菓子やケーキの生地に混ぜ込んで使う時は、見た目ではなく味を重視した方がいいので、植物油から出来ているコーヒーフレッシュより、ほかの代用品を使いましょう。
生クリームの代用に牛乳＋バター
コクや風味を再現するなら、牛乳にバターを足して代用するのがおすすめです。
＜材料＞
出来上がり（約50ml分）
・牛乳 40ml
・バター 10g
＜作り方＞
耐熱容器に材料を入れ、500Ｗで30～40秒温めます
足りない時は10秒ずつ追加
バターがやっと溶けるくらいに牛乳を温めてください
よく混ぜたら完成です
お菓子やケーキ作りには無塩バターがいいですが、なければ有塩バターを使ってください。
あくまでも少量使用の代用なので、それほど味に影響はないはずですよ。
調べると、牛乳にマーガリンで代用されている方がいました。
バターも無いよ、って時には試してみるといいかもしれませんね。
生クリームの代用に豆乳＋バター
牛乳＋バターと同じように混ぜて使います。
牛乳よりあっさりした味になります。
豆乳は未開封だと賞味期限が長いのでストックしている方も多いようですね。
生クリームの代用に牛乳＋チーズ
牛乳にバターと同じ要領で、ナチュラルチーズで代用できます。
＜材料＞
出来上がり（約50ml分）
・牛乳 40ml
・スライスチーズ 10g〜
耐熱容器に牛乳を入れ、スライスチーズをちぎって入れます
電子レンジで500Ｗで30～40秒温める
足りない時は10秒ずつ追加
チーズがやっと溶けるくらいに牛乳を温めてください
よく混ぜたら完成です
少しとろみが付くので、見た目も生クリームのようになりますよ。
とろけないタイプのスライスチーズを使用しましょう。
メーカーによって違いますが、１枚15g程なので⅔〜1枚位ちぎって入れてください。
ナチュラルチーズだったら他のものでも大丈夫なので、小さく切ってから入れてくださいね
生クリームの代用にスキムミルク
我が家でパン作りに使っているスキムミルク。
パッケージを見ると生乳100％使用と書いてありました。
スキルミルクとは脱脂粉乳のことなので、文字通り脂肪分をカットして低脂肪に作られています。
生クリームは脂肪分とは真逆なのでダメかと思ったら・・・
パッケージ裏には、料理のコクだしに使えると書いてあるので、代用品になりそうですね。
カレーやシチューに、スキムミルク大さじ５杯をお湯150mlに溶かして加えるとあるの
で、同じくらいの比率で溶いて代用してはいかがでしょうか。
今度、自分でも試してみたいと思います。
生クリームの代用にクリープは使える？
スキムミルクに見た目が似ているクリープやブライトは代用できるでしょうか。
クリープは牛乳を乾燥させたものです。
スキムミルクは牛乳を乾燥させて脂肪分を取り除いているので、クリープの方がコクが出そうですね。
必要な分だけお湯に溶いて使えるので、代用品として使い勝手がいいと思います。
生クリームの代用品にコーヒーフレッシュは使えるかのまとめ
生クリームとコーヒーフレッシュは、見た目は似ていても原材料は違うものでした。
見た目重視で使う場合は代用OK！
味を重視するときは他の代用品を使うことをおすすめします。
代用品として使えそうなものは沢山あるので、まずはご自宅にあるもので試してみてはいかがでしょうか＾＾
