一年の無病息災と五穀豊穣を願って1月7日に食べる七草粥。
春の七草を入れてお粥を作りますよね?
でも子供に作って出したら、「草みたいでイヤっ!」と食べてくれませんでした。
「草みたいって・・・」確かに草だけど^^;
そこで、おかゆ以外で子供でも食べやすくなるレシピをご紹介しますね。
春の七草とは
・セリ …セリは聞いたことありますよね。
・ナズナ …ペンペン草だそうです。雑草のイメージありますね。
・ゴギョウ …ハハコグサと呼ばれて、お茶として飲まれていたようです。
・ハコベラ …ハコベの方が馴染みがありますね。実家の庭に生えてました。
・ホトケノザ …コオニタビラコが正式名称です。聞いたことありませんでした。
・スズナ …みなさんご存知のカブです。
・スズシロ …これもご存知、大根です。
私が普段から馴染みのあるのは、スズナ・スズシロ・くらいでした。
セリは聞いたことはありますが、普段の食卓では出していませんでした。
そんな普段食べない食材を、子供が食べやすいようなレシピをご紹介します!
春の七草を使って子供が喜ぶレシピ
○七草かき玉肉うどん○
材料(2~3人分)
- 七草セット 1パック
- うどん 2~3玉
- うどんのつゆ 2~3人分
- 豚肉 100g
1.七草セット1パックをよく洗い、スズナ(かぶ)とスズシロ(大根)は薄くスライスし、そのほかは適当な大きさに切ります。
2.1センチ幅に切った豚バラ肉を炒め、スズナとスズシロを入れ炒めます。
3.火が通ったら、いつものうどんのつゆを作ります。
4.残りの七草を入れ、溶き卵を回し入れて完成です。
溶き卵を入れることで、緑色の七草がほどよくかくれ、肉の旨味が美味しいうどんです。
うどんが好きな子供なら食べてくれる可能性あり!ですよ。
○七草バター醤油チャーハン○
材料(2~3人分)
- 七草セット 1パック
- ベーコン 2枚
- コーン(あれば) 適量
1.七草セットはよく洗い、すべてみじん切りにします。
2.フライパンに油を入れ、細かく切ったベーコンかウインナーを炒めます。
3.スズナ(かぶ)とスズシロ(大根)を先に入れて炒めてから残りの七草とコーン(なくてもOK)を入れます。
4.ご飯を入れて炒め合わせたら、バターと塩・コショーで味を整えます。
5.最後に醤油を回し入れたら完成です。
とても色どりのいいチャーハンです。
バター醤油の香りが食欲をそそります。
シャキシャキとした食感も人気な一品です。
○七草のかき揚げ○
材料(2~3人分)
- 七草セット 1パック
- コーン、さつまいも、かぼちゃの中から1~2種類
- 天ぷら粉か小麦粉 適量
1.七草セット1パックをよく洗い、スズナ(かぶ)とスズシロ(大根)は薄くスライスし、そのほかは適当な大きさに切ります。
2.コーンやさつまいも、かぼちゃなど甘味の強い野菜を1~2種類入れます。
3.天ぷら粉か小麦粉をみずで軽くといて具材と合わせて油で揚げます。
コーンやさつまいもは甘味が強いので、子供でも食べやすいですよ。
油で揚げることで七草の青臭さやえぐみも軽くなるのでおすすめです。
食べるときは、塩かめんつゆにつけて食べてくださいね。
○七草のだし巻き卵○
材料(2~3人分)
- 七草セット 3分の1くらい
- 卵 3個
- 砂糖 大さじ2分の1
- めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ2
七草が少し余ってしまったときに作るメニューです。
1.七草はみじん切りにしてラップでくるみ、レンジで1分位加熱します。
(しんなりするくらいで大丈夫です。)
2.卵を割溶き、砂糖とめんつゆを入れ切るように混ぜます。
3.いつもの要領で卵焼きを作れば完成です。
子供が好きな卵焼きに余った七草を入れて出したら好評でした。
卵の甘味と七草のほんのりした苦味が良かったみたいです。
こんなメニューに入れてみては?
その他に、子供が好きなミートソースやカレーに混ぜるのもいいですよ。
甘じょっぱい味が良かったみたいで、すき焼きに入れると美味しく食べていたので、お子さんの好みを考えて作ってみてはいかがでしょうか。
一年の無病息災を願い、家族で美味しく春の七草をいただけるといいですね。