お友だちの家にお呼ばれのとき、誕生日パーティーに参加するとき、両親や親戚に美味しいケーキを届けたいときなど、ケーキを持ち歩きたいことってありますよね。
目的地近くにケーキ屋さんがあれば困りませんがなかなかそうはいかないことや、「どうしてもこのお店のケーキを届けたい!」と思うこともあるでしょう。
そんなときに心配なケーキの持ち歩き。
どれくらいの時間なら大丈夫なの?どうやって持ち運べばいいの?
見た目も繊細な生ものだからこそ、普段より気をつかいますよね。
今回はそんなデコレーションケーキの持ち運びについてご紹介します。
ケーキ店の持ち運び用保冷剤はどれくらいもつの?
通常ケーキ店でケーキを購入すると、保冷剤をサービスしてくれます。
この保冷剤で1時間程度の持ち歩きが可能です。
あまり長時間持ち歩くとケーキ箱内の温度が上がり、生クリームが傷むのはもちろん、デコレーションに使われているゼラチンが溶けて見た目がくずれてしまいます。
そうなってしまってはせっかくのケーキが台無しですよね。
ケーキ店の保冷剤のみで持ち歩きする場合は、最長1時間と考えてください。
その日の気候やケーキの種類、使用しているフルーツや保冷剤のサイズによっても変わりますので、事前にお店に聞いてみるのもいいかもしれません。
さらに、ケーキ店によっては追加料金で保冷剤の数を増やしてくれたり、ドライアイスを付けてくれたりすることもあります。
購入予定のケーキ店で確認してみましょう。
ケーキの持ち運びに保冷バッグを利用する
持ち運びが1時間以上になりそうな場合、強い味方になってくれるのがアルミ製の保冷バッグ。
電車やバスで長距離移動になる場合、軽くてかさばらないので使用しやすいです。
ケーキ店によっては、別料金でケーキ箱のサイズに合った保冷バッグを販売していることもありますので、確認してみましょう。
そういったサービスがない場合は、家から持って行かなければなりません。
ケーキの箱に対してあまり大きすぎる保冷バッグだと効果が薄くなってしまうので、なるべくぴったりのサイズの保冷バッグを探しましょう。
家から追加の保冷剤を持って行くのもいいですね。
アルミ製の保冷バッグを使用した場合はおよそ2時間程度の持ち運びが可能になります。
ケーキの持ち運びに発泡スチロール箱を利用する
目的地まで自家用車で移動するため多少かさばっても困らない場合は、発泡スチロール箱に入れましょう。
ホームセンターへ行くと様々な大きさの発泡スチロール箱が売られていますので、ケーキの箱よりひと回り大きいものを選びましょう。
また同時に、大きいサイズの保冷剤も購入し自宅で冷凍後、発泡スチロール箱に入れて持ち運ぶとさらに安心です。
保冷剤がない場合はペットボトルに水を入れて凍らせても大丈夫ですが、ペットボトルの破裂や溶けるときの結露に注意しましょう。
それでも心配なほど遠方へ届ける場合は、上記のアルミ製保冷バッグも併用することができます。ケーキの箱をまずアルミ製保冷バッグに入れ、さらに発泡スチロール箱に入れる方法です。
そのときは、もっと大きいサイズの発泡スチロール箱が必要になりますね。
ケーキ箱と発泡スチロール箱の大きさが違うと中でガタついてケーキが崩れてしまうかもしれないので、保冷剤やタオルなどで隙間をうまく埋めましょう。
この方法で2時間半〜3時間程度の持ち運びが可能になります。
まとめ
以上、デコレーションケーキの持ち運びについてご紹介しました。
長時間の持ち運びになる場合は、デコレーションケーキは諦めてチーズケーキやガトーショコラを選んだり、事前に通販サイト等で冷凍販売されているケーキを購入して持って行ったりするのもいいかもしれません。
お気に入りのケーキをうまく持ち運びして、おいしく食べてくださいね!