「サンタクロースって…お父さんなの?」
親がドキッとする瞬間ですよね。
いつかは本当のことを知るだろうけれど、もう少し夢を見ていてほしい…。
そんなお父さんお母さんに、子供の質問をうまくかわす方法をご紹介します。
クリスマスとサンタクロースの事を子供に説明しよう
改めて聞かれるとよく分からない、クリスマスの由来。
簡単に言うと“キリストが誕生したお祝い”です。
そしてサンタクロースは“聖ニコラウス”が訛ったものだと言われています。
聖ニコラウスは牧師で、様々な人々を助ける伝説が残っており、その伝説が派生して子どもたちにプレゼントを配る役目を担ったそうです。
サンタクロースについて子供の質問 一問一答
子供の質問にうまく答えるための一問一答集
では、実際に子どもからサンタクロースに関してドキッとするような質問をされたとき、どうやって切り抜けたらいいでしょうか。
一問一答形式でご紹介します。
サンタクロースはどこから来るの?
→遠い遠い、フィンランドという国からやってくるんだよ。
サンタクロースはお父さん(お母さん)なの?
→どうしてそう思ったの?サンタさんは、サンタクロースを信じている子どものところにしかプレゼントを持ってきてくれないんだよ。
サンタクロースはどこから入ってくるの?
→えんとつがある家はえんとつから入ってくるけど、ない家は窓から入ってくるんだよ。
だからクリスマスイブの夜は窓のカギをひとつ開けておこうね。
トナカイやソリはどうして空を飛べるの?
→サンタさんが住んでいる国には、空を飛べるトナカイがいるんだよ。
→トナカイの首についているまほうの鈴の力で飛んでいるんだよ。
サンタさんは歳を取らないの?
→ちゃんと歳を取っているよ。でもものすごく長生きなんだ。
どうしてぼく(わたし)のほしいものが分かるの?
→サンタさんはいつも○○君(ちゃん)のことを空から見ているんだよ。
だからほしいものも分かるし、ちゃんといい子にしているかどうかも分かるんだよ。
プレゼントはどこで買っているの?
→サンタさんのお家にはまほうの木が生えていて、いろんなおもちゃが収穫できるんだよ。
A君の家はお父さん(お母さん)がプレゼントを買ってくれるって言ってたよ?
→サンタさんは信じている子どものところにしかプレゼントを持ってきてくれないんだよ。
A君はもうサンタさんを信じていないから持ってきてくれないんだね。
だから代わりにお父さんやお母さんが買ってくれているんだよ。
子供にサンタクロースを信じてもらうためにできること
実際にフィンランドのサンタクロースから手紙が届くサービスがあります。
こちらから申し込みをすると、クリスマスまでにサンタクロースから手紙が届きます。
消印は“サンタ郵便局”となり、本文も幼児向け~英文まで、様々なパターンから選ぶことができます。
オリジナルのメッセージを載せることもできるので、サンタクロースになりきって手紙を書きましょう。
とってもすてきな思い出になりそうですね。
少しお金がかかってしまいますが、プレゼントをふたつ用意するのもいいでしょう。
「両親から」と「サンタクロースから」を分けることで、よりサンタクロースの存在を感じる事ができますよね。
また、サンタクロースのためにお菓子と飲み物を用意するのもいいアイデアだと思います。
朝起きたとき、昨夜用意したお菓子と飲み物がなくなっていたら…想像するだけでわくわくしてきますね。
英語で書いたお礼の置手紙などがあってもすてきです。
おわりに
以上、サンタクロースについて感付きはじめた子供への対応をご紹介しました。
小学校中学年にもなるとサンタクロースの正体を知っている友達も増えてきます。
友達に夢を壊されたり、からかわれたりしないよう、そろそろカミングアウトも考えていい時期かもしれませんね。。
いつまでも純粋無垢でいてほしいですが、そうはいかないもの。
子どもを思う優しい気持ちからプレゼントを用意するのは、サンタクロースも親も同じです。きっと理解し、感謝してもらえますよ。