家を片付けていたら記念硬貨が出てきた!
保存状態が良くないので価値がなさそう・・・。
買い物で使ってしまおうと考えているけど、普通に使えるのかな?
こんな風に、使い道に困った経験ありますよね。
それでは、記念硬貨はどんな場所で使え、両替することができるのでしょうか。
私が実際使った場所や調べたことをご紹介しますね。
記念硬貨を使える場所は?
記念硬貨はちゃんとしたお金と同じなので、法律上は問題なく使えます。
平成12年以降に発行された地方自治60周年記念硬貨以外のものは、ATMでの使用は可能です。
しかし、それ以前に発行された記念硬貨は自動販売機やATMでは使えないことが多いです。
自動販売機などはセンサーでコインの大きさや材質を測ります。
現行のお金でも誤作動をおこして払い戻されることがありますね。
記念硬貨は種類によって使えないので注意しましょう。
法律上は問題なく使えるため、一般的な買い物の支払いには使えるはずなのですが、店員さんによっては断られることがあります。
コンビニやスーパーのレジも機械を使って判別します。
コンビニの多くは古い型のレジスターが多く、機械で読み取ることができないのでお店は対応に困ってしまうようです。
銀行に持って行って両替をするのにも普通の両替より時間がかかるため、百貨店やデパートでも、できれば受け取りたくないのです。
私も、飲食店でパートをしていた時、一度だけ100円の記念硬貨を出されたことがありました。
お客様は「お金と同じなんだから使えるだろ」と言いましたが、私も初めて記念硬貨を見ましたし、お店のレジもただでさえお金が詰まりやすかったので、店長に相談した経験があります。
このようなお店の事情の一例です。
そこで、私が実際に記念硬貨を使用した場所は郵便局です。
切手を買うときに出してみました。
職員さんに「記念硬貨ですね、使ってもよろしいですか?」と聞かれたので、「はい、お願いします。」と答えるとちゃんと使えました。
もちろん迷惑そうな感じは全くありませんでした。
郵便局や銀行で出すとスムーズに使えるようですね。
記念硬貨の両替は銀行や郵便局で出来る?
使い道がなく困ってしまったら、銀行や郵便局で両替は可能です。
記念硬貨には必ず金額が印字されているので、その額面と同等の金額で両替できます。
大きな支店でなくても、最寄りの支店や地方銀行でもできます。
交換手数料はかかりません。
ただし、その記念硬貨にプレミアがついていたとしても、銀行や郵便局では額面以上の価値はつけてくれません。
持っている記念硬貨の枚数や状態にもよりますが、数百円~数万円損をする人もいるようです。これは勿体ないですよね…。
両替するまえに、持っている記念硬貨の価値を調べてみましょう。
やり方はインターネットで申し込み、専門家の人が無料で査定してくれます。
古銭の買取実績が豊富なところを選びましょう。
形が崩れていたり、欠けていたり、ひどい汚れは価値が下がります。
発行枚数が少ない種類だと価値は上がるようです。
募金・支援する方法
この方法なら、硬貨を捨てるわけでもなく社会貢献しながら処分できます。
募金方法としては、飛行機の機内、各地域に設置された募金箱へそのまま投入するだけです。
支援団体へ寄付した記念硬貨はお金と同様に発展途上の国々で支援に使われるため、貧しい思いをしている子供たちの助けにもなります。
普段募金など興味がなく、あまりする機会がない人も記念硬貨の使い道に困ったら募金してみてはいかがでしょうか。
記念硬貨で人助けが簡単にできるなんてすばらしいですよね。
まとめ
記念硬貨の使い方や、両替の仕方をざっくりとお話ししましたが、お手元にある硬貨を便利に、無駄なく、損をせず使ってほしいと思います。
価値があるかな?と思ったら、両替する前の査定はお忘れなく。
価値のある記念硬貨を眠らせておくのはもったいないですよ。