バレンタインシーズン、そわそわするのは大人だけではありません。
「子供が友チョコをあげたいと言っているけど、いつ渡せばいいの?」
「手作りチョコで食中毒になるって聞いたことがあるけど本当?」
我が子のバレンタイン事情に戸惑われる方も多いはず。
特に最近は、異性だけでなく仲の良い同性にチョコを渡す「友チョコ」が当たり前になっていますよね。
子供のことは応援したいけど、トラブルにはなってほしくない…!
今回はそんな小学生の友チョコ事情についてご紹介します。
学校にはチョコ持ち込み禁止?!
チョコ持ち込み禁止の学校が多い
日頃、学校にはジュースやお菓子を持って行ってはいけませんよね。
バレンタインだからといって特例はありません。
基本的にはどの学校もバレンタインシーズンにチョコを持ち込むことは禁止です。
以前にバレンタインに関する問題が起こったことがある学校ならば、保護者向けのお便りが届くほどです。
わたしが小学生のときには、こっそり持って行った友達が先生に見つかり、取り上げられている姿を目にしました。
放課後には返してもらえたようですが、そうなってしまってはせっかくのバレンタインの思い出が台無しですよね。
現在はさらに厳しくなっているかもしれません。学校へ持って行って渡すことは避けた方がいいでしょう。
バレンタインチョコの渡し方は?
では、どうやってチョコを渡せばいいのでしょうか。
おすすめなのは、放課後に直接相手の家へ持って行くことです。
一度家へ帰ってから出かける分には、なにも問題はありません。
学校へ持って行くとチョコが溶けたり傷んだりすることも気になりますが、家へ直接届けることでそういった心配もなくなります。
お互いの習い事などで都合が合わない場合は、数日ずらしても問題ないでしょう。
子供たちの中では “渡した” “もらった” という気持ちが大事なので、多少の日にちのずれは気にしないと思います。
家へ持って行く場合は事前に相手の予定を聞いて、約束しておくことを忘れないでください。
「せっかく持って行ったのに留守で渡せなかった…」となっては残念です。
手作りチョコで食中毒?!
手作りチョコで食中毒を起こすのは、実はめずらしいことではないんです。
小学校低学年〜中学年ではチョコレートを溶かし固める程度かと思いますが、それでも食中毒の可能性はあります。
さらに高学年になってきて “トリュフ” や “生チョコ” を作ろうとするとさらにその危険は増します。
原因はずばり、手や調理器具のバイ菌。
少しでもチョコにバイ菌が付くと、食べるまでの時間でどんどん増殖していきます。
チョコを作る前には手や調理器具をしっかりと洗い、調理台も消毒してくださいね。
生クリームなどは新鮮なものを使用し、ラッピングに使う袋もなるべく新しいものを用意しましょう。
作るときにはチョコを素手で触らないようなレシピにするか、触る心配がある場合は使い捨ての手袋を使ってチョコを作りましょう。
お子様はもちろん、隣で手伝うお母さんも気を付けてくださいね。
手作りチョコの賞味期限をまとめて記事にしました。
よければご覧ください。↓↓↓
おわりに
以上、小学生の友チョコ事情についてご紹介しました。
渡す場面や作るときの衛生面に気を付けて、トラブルにならないように気をつけましょう。
女の子同士のチョコレート交換は特に、「誰にあげたのか」「あげたのにくれなかった」というトラブルにもつながりがちです。
せっかくのバレンタインデーで友情に傷が付いてしまっては、子も親も悲しいですよね。
保護者同士が知り合いなら連絡も取りつつ、子供たちの成長を見守りましょう。
一生懸命作ったチョコレートが喜んでもらえたら嬉しいですね。