子供がインフルエンザにかかった時も大変ですが、それ以上に大変なのが母親がインフルエンザにかかった時です。
自分の体調が悪い中、幼稚園への送迎をしなくてはなりませんね。
いや、ちょっと待って!そもそも子供は幼稚園に登園させていいの?!
そんな疑問や幼稚園への送迎の仕方などを見ていきましょう。
インフルエンザ潜伏期間は?いつまでうつる?
インフルエンザの潜伏期間は1~2日です。
発症する1日前から1週間位までは、周囲の人にうつしてしまう感染力があると言われています。
最も感染力が高いのは、発症してから3日間位と考えられています。
大人は、解熱後2日間は自宅で安静にするのが良いでしょう。
母親がインフルエンザ 子供は幼稚園を休ませる?
私の子供が通う幼稚園では、家族にインフルエンザにかかった人が出た場合、子供が元気でも登園禁止でした。
そのような決まりがなければ、子供が元気なら登園させても問題ない幼稚園が多いようです。
ただし、母親しか送迎する人がいない場合は幼稚園を休ませた方がいいのかもしれません。
登園したものの、子供も発熱してお迎えを頼まれることもありますし、何よりママ自身の体調を考えて家で安静にして早く治して欲しいです。
ただ、子供が家にいるとゆっくり休めないという事もありますね^^;
母親がインフル 子供を幼稚園に送迎するには?
母親がインフルエンザを発症したときの子供を送迎する方法を考えましょう。
インフルエンザにかかった母親以外の人が送迎する
インフルエンザにかかっていない他の家族、旦那さんや祖父母に送迎をお願いしましょう。
インフルエンザにかかった母親が園内に入らないのがマナーです。
近所のママ友に送迎をお願いする
旦那さんや祖父母など身内で頼める人がいないときは、同じ幼稚園に通う近所のママ友にお願いしましょう。
普段から交流がないと頼むのは難しいので、普段から送迎できないときのことを話し合っておくといいですね。
ママ友に家に迎えに来てもらった時に、立ち話などは絶対しないようにしましょう。
必要な事は前もって電話やメールで済ませ、家に来てもらったときにはなるべく顔を合わさず子供だけをお願いするようにしましょう。
ママ友にインフルエンザをうつさないようにしましょうね。
幼稚園の門前で子供を引き渡す
他の人に送迎をお願いできない場合は、幼稚園の門前まで先生に来てもらい子供を引き渡す方法があります。
ただしこれは前もって幼稚園との話し合いが必要ですので、事情を説明し門前での引き渡しが可能かどうか確認してください。
母親がインフルエンザ 園バスまで送迎するには?
幼稚園バスのバス停に一人の場合
幼稚園バスのバス停に他の家族がいない場合、送迎が許される場合があります。
幼稚園にもよりますので、事前に確認をとって下さいね。
幼稚園バスのバス停に複数の家族がいる場合
他の家族にうつす可能性があるので、母親が送迎するのは控えましょう。
幼稚園にもよりますが、いつものバス停から少しずらしたところに止めてくれる場合もありますので事前に相談しましょう。
ただしこれは交通事情や、送迎の先生や運転手さんとの連携が必要になってきますので、あまり無理強いはしないようにしてください。
インフルエンザが子供にうつってしまったら
インフルエンザ発症後に幼稚園へ登園可能になるには、2つの条件を両方とも満たさないといけません。
・解熱後3日が経過していること(小学生以上は2日)
・発症後5日が経過していること
発症例と当園可能日
発症 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | |
例1 | 熱あり | 熱あり | 解熱 | 熱なし | 熱なし | 熱なし | 登園OK | |
例2 | 熱あり | 解熱 | 熱なし | 熱なし | 熱なし | 熱なし | 登園OK | |
例3 | 熱あり | 熱あり | 熱あり | 解熱 | 熱なし | 熱なし | 熱なし | 登園OK |
※発症とは発熱の症状が現れたことを指します。
※発熱した日の翌日を発症1日目とします。
[例1]は、解熱後3日が経過していて発症後5日も経過しているので、6日目から登園できます。
[例2]は、解熱後3日が経過していても、発症後5日は経過していないので、6日目から登園できます。
[例3]は、発症後5日を経過していても、解熱後3日は経過していないので、7日目から登園できます。
まとめ
インフルエンザが流行る時期は幼稚園でおゆうぎ会がある時期とも重なります。
幼稚園側も保護者としてもなるべく全員が参加できるようにと願っていることでしょう。
家族が発症したときは、幼稚園と相談して登園を決めるといいですね。
母親が発症したときは子供にうつさないように気をつけ、幼稚園で蔓延するのを防ぎましょう。
なによりママが元気じゃないと家庭は回りませんので、安静にして早く元気になってくださいね。お大事に☆