せっかく作ったご飯を食べてくれないのは、毎日なやみの種ですね。
食事は子供の成長に大切なことだし、しっかり食べて欲しい。
そう思うあまり、子供に無言のプレッシャーを与えていませんか?
少しだけ考え方を変えるだけで、ふっと気持ちが軽くなる方法をご紹介します。
子供が野菜を食べない悩み解決法
子供の野菜嫌いで悩むママはたくさんいます。
うちの子供も緑色の野菜は大嫌い!
ピーマン、キューリ、キャベツにレタス、緑色の野菜はダメな子が多いですね。
食べられる野菜と言えばジャガイモとさつま芋くらいでした。
でも、大人になってもすべての野菜が食べられない人って多いでしょうか?
もちろん嫌いな野菜はいくつかあるでしょうが、大体のものは食べれるようになっていますよね。
栄養のバランスを考えると、野菜も食べて欲しいと願う気持ちは良くわかります。
ただ今は無理やり食べさせるよりも、野菜ジュースなどで補うほうがママも子供も気が楽になりますよ。
食べたくない時に「食べなさい!」と言われると反発します。
そんな時、私は「食べたくないなら食べなくていいよ。でもこの他には何も食べるものはないからね。」と言っています。
そうすると子供なりに考えて、少し食べることもありました。
全く食べない日もありましたけどね^^;
それでも少しづつでもいいから、野菜を食べて欲しいと思いますよね?
そんな時にオススメなのがひと口チャレンジです。
ひと口チャレンジで苦手野菜を克服!
うちの子供はレタスを全く食べなかったので、最初は1センチ角程の大きさから始めました。
「今日のチャレンジはこれだよ。」と言って、好きなお肉にのせて挑戦させました。
1センチ角、大人からしてみればこれっぽっち。
でも子供にしてみれば重大事件のようです^^;
最初は鼻をつまみ口に入れて、水で流し込むように食べていました。
それでも食べた時にはたくさん褒めてあげて下さいね。
そうすれば、次もチャレンジしてくれるはずです。
徐々に大きくしていって、今では「レタス大好き!」と言って食べていますよ^^
その反面食べれないものもまだあります。
玉ねぎ・なす・ピーマン・・・等々、でもいいんです!
その内食べられるようになるんですから^^
子供と一緒に食事をつくろう!
自分から食べたいと思わせるには、夕食のお手伝いをしてもらう事が効果的です。
簡単なことで十分です。
混ぜるだけでもいいしお皿に盛りつけるだけでもいいです。
そうすれば「自分で作った!」と自慢しながら喜んで食べてくれますよ。
子供と一緒にサンドイッチを作るのもいいきっかけになります。
サンドイッチ用のパンと具材を切って用意します。
中の具材は、子供に自由に選んで作ってもらいます。
すると普段食べないきゅうりやトマトなんかも挟んで「おいしい!」と言って食べたりしますよ。
子供がご飯を食べない事にイライラする理由
子供がご飯を食べない事でイライラする原因はなんでしょうか?
・この前まで「おいしい!」と言って食べていたメニューなのに突然食べなくなった。
・苦手な食材が見えないくらいみじん切りにして入れたのに食べてくれない。
・○○が好きだから買ってきたのに、メーカーが違うだけで食べてくれない。
・子供の好きなメニューを作っているのに食べてくれない!
子供の味覚はとても敏感です。
大人からすると大きな違いはなくても、子供からしたら全く別のものに感じるほどの違いがあると理解してください。
子供がご飯を食べない原因はお菓子の食べ過ぎ?
子供がご飯を食べない理由にお菓子の食べ過ぎがあげられます。
そんな時は市販のお菓子より、手作りお菓子をオススメします。
我が家の定番お菓子はおからドーナツです。
簡単で腹持ちがいいので、ぜひ作ってみてください。
おからドーナツの作り方
○材料○
ホットケーキミックス200g
おから200g
牛乳180ml
1.手につかないくらいにまとめます。
耳たぶ程度の硬さが目安です。
2.人差し指くらいの長細い形に成形します
長細くすることで子供が手で持って食べやすいのと、少量の油であげられると言う利点があります。
3.170℃の油で、きつね色になるまで揚げたら完成です。
お好みでグラニュー糖をまぶしてください。
材料の半分はおからなので市販のお菓子を食べるよりずっと栄養価も高いですね。
ふかし芋や焼き芋は、甘くてホクホクして美味しいです。
食物繊維も取れ、おやつの時間にはぴったりですね。
大人の感覚で言うと、おやつの時間は夕食までのつなぎですが、子供はそんな風に思うでしょうか?
「夕食は7時だからおやつはこれぐらいにしておこう。」なんて考えませんよね。
なので、おやつを食べ過ぎて夕食が食べれないと悩む位なら、おやつの時間に夕食を意識したメニューを取り入れるのもいいんじゃないでしょうか?
炊き込みご飯を炊いて、小さいおにぎりを作るだけでも十分です。
おにぎりをラップで包んで冷凍しておけば、手間もかかりません。
お弁当が好きな子には昼食のしたくの時にお弁当を作っておいて、おやつの時間に食べさせるのも良いですね。
いつもの食事と違って、特別な感じがして喜びますよ^^
お弁当を食べていれば、仮に夕食を1口も食べなくても、ある程度の栄養が取れているのでイライラすることもなくなります。
まとめ
子どもは、食べる時と食べない時期の波があるものです。
「最近食べるなぁ。」と、思ったらその後に身長がグンと伸びたりします。
なので食べない時には、「今は必要ない時期ないんだ」と思って過敏にならないことです。
それに大人だって食べたくない時ってありますよね?
子供ならなおさら一度に食べれる量も少ないので、「食べたくない。」って思う時が多いのは当たり前じゃないでしょうか?
考え方を変えるだけで、子供が食べてくれないイライラから解放され、笑顔で食卓を囲めるようになることを願っています^^