独身の時は「まだ結婚しないの?」 結婚したら「子どもはまだなの?」 一人目を出産したら「二人目はまだなの?」って、「も~!!ほっといてよ!」って言いたくなりますよね?
晩婚化での高齢出産や不妊治療、経済的理由で子供は一人だけと計画している場合もあると思います。
そして、一人っ子を持つ親なら一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか?
「なんで僕(私)には兄弟がいないの?」「弟や妹が欲しい。」と。
理由はともあれ、一人っ子の特徴をまとめましたのでご覧下さい。
一人っ子は増えている?
近年では、晩婚化が進んでいるため、おのずと出産する年齢も遅くなっています。
高齢で出産するのが嫌だから、という理由や、子供を育てるための経済的負担が大きいこと、保育園に入れたくても入れない、仕事と子育ての両立が難しいことなど、様々な理由で子供を諦めたり、子供の数を制限している家庭も増えています。
このようなことから、一人っ子の割合は年々増加傾向にあるようです。
一人っ子のメリット・デメリットは?
一人っ子のメリット
・経済的に余裕がある
子供1人にかかる費用は1千万円と言われていますが、私立や公立の違いなどによりそれ以上とも言われています。
・1人にかけられる時間が多い
子供にゆっくりと向き合える時間が多いことから、学業の成績が高いと言われています。
・愛情を独り占めできる
親は無意識にほかの兄弟姉妹と比べてしまいます。
劣等感を持たずのびのびと成長できると考えられます。
・マイペースで優しい
兄弟喧嘩やおやつの取り合いなど争い事が少ないので、おっとりとした性格の子が多い。
一人っ子のデメリット
・親が過干渉になりやすい
1人にかけられる時間が長いと言うメリットもありますが、逆を言うと何でも親が先回りをして指示をすることが多くなる事があります。
そのため物事を決められず指示を待つようになります。
・競争心が薄い
年の近い兄弟がいないので負けて悔しいとか、今度は勝ちたい競争心が薄い。
普段接するのが大人なので、大人に負けるのは当たり前と思いがち。
・将来的な不安
親に何かがあった時、兄弟姉妹で助け合うことができない。
自分に何かがあった時、兄弟姉妹に助けてもらえない。
一人っ子 男女の違い
一人っ子 男の子の特徴
「男の子は単純でかわいい!」とよく言われます。
女の子とは別の可愛さがありますね。
ただ子供とはいえ異性なので「何を考えてるの?」「怒っているのに伝わっていない」など、ママからすると想定外のことがたくさんあります。
一人っ子の男の子はマイペースで甘えん坊です。
男の子だから男らしくしっかりと育ってほしいと思うあまり、つい厳しく育てようとしてしまいます。
まず必要なのは甘やかすのではなく、愛情をたくさん注ぐことです。
そうすれば子供は情緒が安定し、人に優しくできるようになります。
女の子ほど器用でないため、身支度などがうまくできない時に親が何でも手伝ってしまいます。
「人にやってもらうのが当たり前」になってしまわないよう過干渉にならず見守りましょう。
ママがしかった時男の子が女の子にくらべて、「なぜママは怒っているんだろう。」ということを理解するのが苦手です。
「何がダメなのか?」「なぜママは怒っているのか?」という理由をきちんと伝えることが大切です。
一人っ子 女の子の特徴
女の子は男この子より育てやすいと言われますね。
母親と同性なので考えていることが分かりやすいと言うことでしょう。
特に一人っ子は母親と一緒にいる時間が長いため、好みが似てきたり行動が似てきたりと、つい自分と娘が同じ考えだと思ってしまいがちです。
いくら自分に似ていても、子供は別人格だと自覚することが大切です。
男の子に比べて女の子は、友人関係で悩むことが多くあります。
ママ友同士の話でも、男の子ママは「忘れ物が多くて・・・。」「字が汚くて困ってる。」などに対して、女の子ママは「学校の休み時間を一人で過ごしてるって聞いて・・・。」「今まで仲良くしてたお友達が口を聞いてくれなかったと泣いて帰ってきた。」など、人間関係の悩みが多いのが特徴です。
そんなときは、子供の話を最後までよく聞いてあげることが大切です。
ママに話を聞いてもらえただけで、気持ちはフッと軽くなり元気になりますよ^^
まとめ
一人っ子は周りの大人から「一人っ子は兄弟姉妹がいなくてさみしいわね。」「弟や妹が欲しいでしょ?」と繰り返し言われます。
繰り返し言われることで「自分はかわいそうなんだ。」と思い込むようになります。
「一人っ子がかわいそう」と思っているのは周りの無責任な大人たちです。
子供がそのことに気づくまでには、まだしばらくかかりそうですね^^